2006・05.06
どんたく期間中は梅雨を飛び越して、夏が来たかのような陽気だった博多であるが、今日は朝から曇り空、午後からは風も強く、雨も降ってきた。 一昨日、昨日と呼子の海や竹山へ筍掘りに行き、多少疲れが残っている為、今日は、先日創っていた竹の花器の仕上げをして、Gちゃんの家の庭に生えていた、“とくさ”を生けてみた。 この“とくさ”は昨日、金柑と一緒に貰って来たものです。竹の仲間かと思ったら違うようで、 “とくさ”の名前は昔、物を磨くのにこの茎を使ったことから、砥ぐ草(砥草)となったそうです。常緑性のシダで、観賞用としても古くから利用されています。茎の先端に楕円状の胞子嚢穂が1つ付きます。茎は硬く、多数の縦の稜があって、ざらついています。 昨日は竹山に入って、筍を探している時に、携帯が鳴って出てみると、高校時代の仲間H.I 君の奥さんからで、次男坊が薬院に新しく、料理屋を開業したので一度、訪ねてみて下さいと言う連絡でした、そのお店の名前が“バンブー”と言う名前だそうで、日本語で“竹”です。竹山の竹の中で携帯にかかってきた、仲間の息子の新しいお店の名前が、“バンブー”・・・・・・ コレはきっと、竹のようにスクスク伸びる店になるだろうと思った。未だ店を見ていないけれど、一度店を見て、竹で何か作って、プレゼントが出来ればいいなあと思いました。 北大路魯山人に興味があって、彼の作品や、小自叙伝を見ていると楽しい、あれだけ、食に拘った男が何故「お箸」や竹の器、等をのこしていないのだろうか? 魯山人が創らなかった「お箸」や「竹の器」にこれからも挑戦してみようと思う。
by shinobueakira
| 2006-05-06 21:02
| 竹細工
|
ファン申請 |
||