2008.11.07
昼間テレビを付けたまま篠笛を造りをしていると、“多摩川”と言う言葉が耳に入ってきた! 大学を卒業し、新栄開発と言う別荘地の販売会社に入社して、不動産の営業をしていた若かりし頃の自分にとって、“多摩川”という地名には忘れられない思い出がありました。 希望に燃えて就職したはずでしたが、毎日毎日、足で稼ぐ不動産セールスの難しさをイヤと言うほど思い知らされている頃、全く契約が出来ず、苦しい日々が続いていました。 夏も終わり9月、入社後6ヶ月が経過した時に、大田区の多摩川地区を紹介も無く飛び込みセールスをしていて、1軒の板金工場で、Y.S氏の奥さんと話すことが出来ました、『夜、主人がいる時にもう一度、話を聞かせてください!」という言葉を聴いた時は・・・『天使の声』に聞こえました。 雨が降る日でしたが、夜間訪問しY.S氏夫婦に物件説明し、現地を見に行きましょう!と言う事になりました。 昭和47年9月18日は初契約が決まった記念する日になりました。 学生時代にアルバイトで百科事典のセールスをしていた時からサイン帳を鞄に入れていました。 契約が出来た方々からそのサイン帳に「サインとお言葉」を頂いていました、Y.S氏のお言葉は “忍耐” でした!・・・・6ヶ月間の苦労がこの言葉で報われたような気がしました。 それからは、Y.S氏ご夫婦の応援もあり、順調に契約が取れるようになりました。 サイン帳も2冊になっています。(私の宝物の一つです!!)・・・良きご縁です!!! Y.S氏は福島県会津出身の方ですが、優しい奥さんと二人の可愛いお嬢さんがおられ、仲の良い暖かいご家族でした・・・・我が家と同じような家族構成です・・・何かの“ご縁”でしょうね・・・・今でもこの“ご縁”には感謝しています。 そんな“多摩川”と言う言葉に篠笛作りの手を止めて、テレビを見ていると、中本 賢という俳優さんが多摩川沿いのマンションに住んでいて、息子さんと毎日多摩川で遊んでいるうちに魚の取り方や、小鳥の生態、鮎の産卵など専門家以上の経験をノートに綴っていました。 川は楽しい!、自然は素晴らしい!、種の保存の為生物は懸命に生きている・・・ そんな事を地域の小学校の先生や生徒に教えて、素晴らしい関係を築き揚げている。 そして、実体験の中から生き物達の絵を毛筆の言葉を添えて描いていた。 その作品が6点ほど紹介されていましたが、実に素晴らしい作品でした!! “中本 賢”と言う俳優さん・・・人気映画、『釣バカ日誌』に出てくる釣り船の船頭役を演じている方ですが、このテレビを見て俳優と言うより、人間としてファンになりました。 ハマチャン、スーさんもいいですが・・・・ 彼のような地域と密着した人間を紹介してくれる番組がもっと増えるといいですね!! 個人情報保護が過剰に主張されるようになり、お隣付合いもギクシャクしている今の時代にも一言、「昔は長屋に住んでいて、隣の声なども漏れ聞こえていたでしょうが・・・言ってはいけない事、言わない方が良い事・・・そんな事をわきまえていましたね!」と・・・・・ どうやら私と同じような考え方を持っている人もまだまだいるようですね! 今後も 中本 賢 さんの活躍を期待いたします。 篠笛の重ね塗りも愈々最終段階です、まもなく完成予定!! 上の写真・・・竹の定規は小学校一年入学時、裏にお袋が名前を毛筆で書いてくれています、50年以上の付き合いですね!! 浅漬け名人・・・漬物に関心が出てきました!ので通販で手に入れました。 ハッシュドビーフをスパゲッティに乗せました! バターを使ったのに民ちゃんは気がつかなかったようです・・・しかし味は?・・・「美味し~い!!」またまた褒め殺しです! 偶々、長女が来て、少し食べて行ましたが・・・美味しい!との事でした!! マセドアンサラダ 料理も楽しいですね!!(ニコニコおかみから頂いた器に盛り付ければ良かったかな?残念!!) 電話機の隣で「良い便りでありますように・・・」とニコニコおかみから頂いた二人の小坊主さん達が祈ってくれています! 小坊主さんと一緒に世の中が皆、幸せになってくれるように祈っています!!
by shinobueakira
| 2008-11-09 00:06
| 徒然日記(後編)
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