2007.01.14
昨日から姉が三度、千葉から帰福し、兄貴も今朝大阪から親父の49日の法要の為帰って来てくれました。 殆ど身内だけの49日の法事でしたが、無事に滞りなく終えることが出来ました。 親父は次男だった為、本家(四国の徳島)のお墓には入れず、この度、お通夜、告別式、とお世話になった『東長寺』に納骨堂もお世話になりました。親父も綺麗な納骨堂に入って満足していることだと思います。 今朝は11:00からの開眼式に続いて、49日の法要でしたが、『東長寺』は空海(弘法大師様)が大同元年(806年)唐からの修行の後に博多滞在の折、密教東漸を祈願して建立したと伝えられる、真言宗の寺院で、九州八十八箇所第一番霊場・九州三十六不動尊結願霊場・九州二十四地蔵尊第二十二番霊場で山号は南岳山だそうです。 格式のある、立派なお寺で、黒田藩の2代目藩主黒田忠之の菩提寺でもあるそうです。 本堂、六角堂、大仏殿などがあるが、広い敷地の中にある大仏殿の福岡大仏は平成4年に完成した高さ10.8m重さ30トンの檜造り坐像が金色に輝いています。 以前、雷山観音様のある千如寺で雷山観音を初めて観た時、何か不思議な力を頂いた様な感じがしました、千如寺もやはり真言密教の寺院だった様です。何か不思議なご縁を感じました。 家族全員で、新しい納骨堂にお供え物をして、親父をお奉りしてきました。 毎月1日は親父の月命日ですが、護摩焚きがあっているようですし、毎月28日は六角堂の扉を開けており、不動明王等も見ることができるようです。 約1時間で無事に『東長寺』での法要は終わり、近くの和食料理『木曽路』で皆で食事をして、親父の事を偲んで、昔話に華が咲きました。 無口で、頑固者の親父の事をよく知っている叔父が「親父さんにはよく可愛がってもらった!」と懐かしそうに話していましたが、弱い者いじめや権力を振りかざしてくる相手には徹底して、立ち向かう勇気と度胸があった様に思います。 『木曽路』の会席料理も美味しく頂きました、お袋は外食することは殆どありませんが、「今日の料理は美味しいね!」と言いながら、ビールや日本酒も少し飲んでいました。 食事が終わると、兄貴はとんぼ返りで大阪へ帰りました、仕事が忙しいようで、ゆっくり出来ないのが残念でした。 姉も夕方7時の飛行機で帰るというので、空港まで車で送っていき、無事に本日の49日の法要は終了しました。
by shinobueakira
| 2007-01-14 20:36
| 両親の思い出
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