2006.8.12
朝から少し頭痛がしていたが、民ちゃんの健康診断の為、荒戸の病院へ送っていくことにした。 診察時間の間に、一人で西公園と大濠公園をドライブがてら、少し歩いてみた。 荒戸は5歳の頃から昭和の終わり平成の始まりまでずっと住んでた懐かしい所です。先ず、西公園に上ってみました、 参道は黄色に舗装されて昔と感じが違っています。この参道の両側に桜の花見のシーズンには多くの店が出店して、賑う楽しい思い出が有ります。参道を登った所には光雲神社があります。神社の隣には高校時代の仲間で阿蘇でペンション・ほっとミルクを営んでいたF君が住んでいた家がありました。彼の突然の死からかなりの時間が経ったのですが、光雲神社でお参りしていると、彼の笑顔が浮かんできました。 光雲神社の傍には底引き網漁師の慰霊塔もあります。親父の仲間も何人か東シナ海で亡くなった人がいます。その人たちを奉ってある塔です。 その横の展望台からは親父が若い頃働いていた港や長浜の漁港が見えます。長浜の漁港は以西底引き網漁の水揚げ場所です。 出船、入船の時は賑やかで中洲の姉さんや芸者さんが見送りに来ていることもありました。 鵜来見亭からは志賀島や能古の島が綺麗に見えました。 手前に見える小さな島は鵜来島です!小さい頃は遠くに見えた島も、今は直ぐ近くに見えました。西公園の下は黒瀬と言って、岩の多い海岸で魚や貝を採ったり、釣りをしたり、堤防ではカニを取っていました。今では石油基地や高速道路が走っていてスッカリ様変わりしています。 自然がここでも崩壊していることに気づかされます。 荒戸の町もマンションばかりが増えて昔の名残はありませんでした、暑い太陽に照らされている、マンションは何故か冷たい氷の彫刻に見えました。人と人の繋がりが、近所付き合いがあっているのだろうかと思います。 ほっとしたのはハマユウの花を見つけたことと、小学校の頃どんぐりを拾いに来た大きな木は以前と変わらず太陽の光を和らげてくれ木漏れ日が新鮮に感じられました。 大濠公園は以前より綺麗になっていましたが、やはり人工的なものが強くて、自然が少し、破壊されてるのかなと思いました。 和まされたのは、蝶が白い花の近くを、リズミカルに舞っていました、そして止まった所をパチリとカメラに捉えました。 そこで、民ちゃんからメールが入りました。「検査終了!!」 大したことがなければ良いが会社での健康診断で、成人病の懸念があり、精密検査でした。
by shinobueakira
| 2006-08-13 08:39
| 徒然日記(後編)
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