2006.04.23
”北大路魯山人”の「いろは屏風」があの、”なんでも鑑定団”に出品された!! 横綱”朝青龍”依頼したものであるが・・・・・驚きました。 ”北大路魯山人”と言う人に、不思議な魅力を感じる。随分前に雑誌で魯山人の記事を見たときに”本物”と言うイメージが頭にこびり付いたことを覚えている。 書、絵画、陶器など色々な作品があるけれど、一番の傑作は”北大路魯山人”と言う”人間”そのものが偉大なる宝物のように思える。 芸術家として”天才や巨匠”と称される人物の名前が歴史上には色々多く残っているけれど、私が最も魅力を感じる”仕事人”と思える人は魯山人だ。人間国宝に推挙された時にこれを断ったと言うエピソードを聞いたことがあるが、そのことを取って見ても”人間魯山人”、”仕事人魯山人”の魂が伺える。 そんな魯山人の書いた「いろは屏風」が横綱朝青龍によって、この「なんでも鑑定団」に鑑定依頼が来たのだ。我々庶民はいくらするのだろうか?本物だろうか?と興味を持ってしまうが・・・・・・・・ 朝青龍関は1千万円と本人評価した。・・・何と鑑定の結果は三千五百万円だった!! この結果をもし、魯山人が見ていたら何と言っただろうか?どのように感じただろうか?聞いてみたいものである。 この北大路魯山人という人間は4回も結婚しているようですが、一番初めの奥さんの名前は、何と、『タミ』ちゃんだそうです。何処かで聞いたような名前だなあ・・・・・・・ 一度でいいから魯山人の魚料理が食べてみたかったなあ、「食べ物の器は女性の洋服のようなものだ」と言って食べ物と器を一体化する事に拘り、本物を追求した魯山人の世界に魅力を感じる人が多いから、今、魯山人は蘇っているのだろう。
by shinobueakira
| 2006-04-23 17:11
| 徒然日記(後編)
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